子どものうちから始める予防治療で、大人になってもむし歯になりにくい歯をつくりましょう
予防の重要性
健康な乳歯がそろっていることは、咬むことによる顎の発育や体の成長を考えると大変重要なことであると考えられます。
そのため、子どものうちからしっかりと予防をして、むし歯になりにくい歯をつくることが大切です。
ただ、虫歯の予防も、歯ブラシ等のお家だけの予防処置では限界がありますので、歯科医院での予防処置と併用する“ホームケア&プロフェッショナルケア”の両立が大切です。
赤ちゃんからはじめる予防治療
当クリニックでは、外出できる月齢になったら診療をお受けいただくことができます。乳歯が萌えてきていない状態の場合、粘膜の治療やケアを中心にお口の中を診ていきます。また、「何歳になったらこういう歯が萌えてくるので、こんな歯磨きをしてくださいね」とアドバイスもしておりますので、不安なことがあったり、知識を得ておきたいという親御さんはいつでもご来院ください。
当クリニックの予防治療
毎日の歯磨きにプラスして予防を取り入れることで、むし歯リスクを減らします。
シーラント
奥歯の噛み合わせの溝は歯ブラシが届きにくいため、食べ物の食べかすなどが溜まりやすくなります。シーラントとは、その噛み合わせ部分に、液状のプラスチックを削らずに流し込んで溝を埋める予防法です。
フッ素塗布
むし歯の原因菌を抑制する効果のあるフッ素を、歯に直接塗布する予防法です。歯の質を強くする効果もあり、乳歯のうちから定期的に塗布することで丈夫な歯をつくることができます。
綿棒・歯ブラシによる塗布 | 2,200円 |
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トレー法 | 3,300円 |
定期健診
定期健診の結果や、それに応じた予防・治療計画などを記入した用紙をお渡しし、親御さんにお子さんのお口の中をしっかりと把握していただいています。
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Step01
必要に応じてレントゲンを撮り、目には見えないむし歯や萌えてくる前の永久歯の状態を確認します。
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Step02
お口の状態に合わせて予防法やご自宅でのケアを指導していきます。
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Step03
お口のクリーニングをしてお口の中をキレイな状態にします。
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Step04
ご自宅でのケアをしっかり行いながら、定期的にメンテナンスに通院ください。お口の状態によって異なりますが、3~6ヵ月ごとのメンテナンスをおすすめしています。
歯磨きの練習
歯科医院で定期的なメンテナンスを受けていても、毎日の歯磨きを怠っていては意味がありません。また、毎日歯磨きをしていても、正しいブラッシング方法でなければ充分に磨けているとは言えません。“磨いている”のと“磨けている”のは違います。そこで当クリニックではブラッシング指導を行い、正しい磨き方をお教えしています。小さいお子さんの場合は本人磨きと親御さんの仕上げ磨き、小・中学生には本人磨きとフロスの指導を行います。
通常 | 3,300円 |
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PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
病原菌の高いプラークのことをバイオフィルムといいます。このバイオフィルムは、毎日の歯磨きでは落としきることができないため、歯科衛生士がPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)専用の器具を使い、1時間以上かけてバイオフィルムの除去を行います。むし歯や歯周病の予防だけでなく、お口の中をサッパリ爽快にすることや審美性をあげる効果もあります。
通常 | 5,500円 |
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矯正装置装着中 | 6,600円 |
唾液テスト
唾液を使って、むし歯の原因を検査します。お口の中の細菌の数や唾液の質と量、食生活、生活習慣としての予防行動の有無などを調べることで、一人ひとりに合った予防法を見つけることができます。
通常 | 5,500円 |
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※検査とカウンセリングの料金です
※予防プログラムに合わせて行う予防費用は別途かかります
※検査後、1週間~10日ほどで検査結果をお知らせします
※小児歯科矯正を行うお子さんには“唾液テスト”が無料で含まれています
年齢別 歯の予防について
子供のころは、永久歯が萌える土台やお顔の骨格を作る大切な時期です。
萌え始めた乳歯は成長とともに抜けて、大人の歯である永久歯と萌え変わります。その期間中の口腔内は、常に変化を続けている状態です。しかし、歯の萌え変わり時期や顎の成長スピードには個人差があります。
当クリニックでは、お子様の年齢やお口の成長に合わせた適切な治療の提供に努め、一人ひとりのお子様と同じ目線に立った無理のない治療を一緒になって取り組みます。
お子様のお口に関するお悩みは、当クリニックにご相談ください。