歯が欠けた・抜けた・グラグラする…
そんなときは正しい応急処置を行いましょう
お子さんは注意力散漫のため、転倒や事故でぶつけてしまい歯が欠けたり抜けてしまう外傷のトラブルが多くあります。
そんな時には、焦らずに応急処置を行い、なるべく早く歯科医院に来院ください。
外傷の応急処置
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折れてしまった
折れた歯を清潔な濡れたガーゼに包むか、牛乳に入れてお持ちください。
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抜けてしまった
歯の根の部分を触らないようにて、牛乳に浸してお持ちください。牛乳がない場合は清潔なガーゼを濡らして包んでください。
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グラグラしている
歯肉にめり込んでいる歯を元の位置に戻して歯科用ギプスで2~3週間固定すると元に戻りますので、抜かずに早めに来院ください。
粘膜手術
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上唇小帯
上唇と歯肉をつないでいる筋「上唇小帯」が太く硬いために、前歯の歯と歯の間が開いてしまっている状態の場合、乳歯の間は経過観察をして、上の前歯が永久歯に萌え変わるタイミングで切除する必要があります。
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舌小帯
舌の裏側の筋を舌小帯といいます。舌小帯が短く舌の動きを妨げると、授乳がスムーズにできなくなってしまいます。これが原因で、4~5歳になっても硬い食べ物を噛み切れない、飲み込めない、発音がしにくいなどの問題が発生した場合、小帯を伸ばす手術をする必要があります。術前後には舌のトレーニングを行い、問題なく動かせるようにしていきます。
スポーツ用マウスピース
スポーツ時にマウスピースを使用することでさまざまなメリットが生じます。歯科医院で作製するマウスピースは、市販品よりも機能性がよく、装着した時の違和感もなく外れにくいため、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
スポーツ用マウスピースを使用するメリット
- 歯、歯ぐき、顎の外傷を予防できる
- 脳しんとうの予防や軽減ができる
- 噛み合わせが安定し、筋肉やスポーツ能力が向上する